妖怪リクタ

妖怪及び創作イラストサイトです。

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妖怪辞典×ENTRY's

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妖怪辞典の途中経過


妖怪辞典

現在描けている妖怪は42体。
その妖怪達の出身を地図で色づけしてみると…

妖怪の地図01

30カ所でした〜!

出身の都道府県かぶりや全国(←これは色づけには入れず)なんていう妖怪もいたので
42体よりもだいぶ少なめです。けっこう描けたと思っていたのになぁ。

全国で描こうとするとあと17カ所!
さて誰を描こうかな…

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妖怪42〜浪小僧〜


妖怪辞典

浪小僧

名称/浪小僧・波小僧(ナミコゾウ)
出身/静岡県
特徴/海に棲む子どもの姿をした小さな妖怪。浪小僧を助けるとお礼に天気を予知する方法を教えてくれる。

『ある日、畑仕事に来た少年が人間の親指ほどの浪小僧に出会う。浪小僧は大雨に紛れて陸へ遊びにきたものの、日照りで地面が乾いてしまい海へ帰ることできずに弱っていた。可哀想に思った少年は海へ帰してあげることに。その後も村は日照りが続き、困り果てた少年は海で途方にくれていると浪小僧がひょっこり波打ちに現れ「先日助けてもらったお礼に、雨乞いの名人である私の父に頼んで雨をふらせてもらいましょう。今後、雨が降るときには東南で、止む時は南西で波を鳴らせてお知らせします」と約束をして海へ帰って行った。浪小僧が去ってから間もなくすると雨が降り、少年の村は救われた。それ以来、その地方では波の音で雨の予報ができるようになった。』
遊ぶのに夢中で帰れなくなったとか…なんといううっかり者!そして子供のようで可愛らしいですね。しかも恩返しをしに再び少年に会いに来るとはなんと律義な。
他説にも「漁師の網に引っかかり助けてもらったお礼に、海が荒れるときは海底から太鼓を叩いて知らせてくれる」など海の妖怪ならではの恩返しですね。とてもありがたいです。

もう一つ、浪小僧は藁人形というお話も。「僧が病気の母親のために2体の藁人形を作り田植えをさせ、役目を終えた藁人形に今度は「暴風災害が起こるときは事前に人々に知らせるように」と川から流した。海に流れたついた藁人形は漁師の網にかかったが命乞いをして助けてもらう。お礼に藁人形は波の音で海の天気を伝えるといい海中へ消えていった(遠州七不思議より)」など、他にも藁人形のお話がいくつかあるそうです。
しかも、浪小僧は河童(または神様)ではないかという説もあります。農作業・水・小僧(藁人形)から想定されるそうですがとても興味深いですね。「藁人形が河童に」というお話もあって…なかなか、親指サイズの小さな浪小僧も奥が深そうです。

妖怪41〜ヤマンボ〜


妖怪辞典

ヤマンボ

名称/ヤマンボ
出身/鹿児島県奄美大島
特徴/山に棲む子どもの妖怪。普段は大木の根元に座っており、人がくると隠れてしまう。

山中で連れの人に向かって「うーい」と声を掛けると、呼びかけたのとは別の方向から「うーい」と声が返ってくる…山彦のようだけれど、これはヤマンボが返事をしているのだそうです。思ってもいない別の方向から声が返ってくるというのは、人のいない山の中では怖いですね!

奄美大島の山では、木の実を拾うときは全部もって帰ってきてはいけないのだそうです。半分だけ拾い、残りの木の実はヤマンボに置いていかなければなりません。もし全部拾ってしまうと山から出られなくなってしまうのだとか。
山の恵みは、山の神様や生き物からのお裾分けをされているようなもので、感謝しなければいけないですね。だから、根こそぎ取ってしまうなんて論外です。ヤマンボも神様のような存在なのかもしれませんね。

妖怪40~石妖~


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石妖

名称/石妖(セキヨウ)
地域/静岡県
特徴/石の妖気が美しい女性に化けたもの。

昔、石切り場に美しい女性が現れ、石工達に「皆さんお疲れでしょう。私が按摩をして差し上げましょう」と声をかけてきました。好意に甘えた石工達は、女性から按摩されるとあまりの気持ちよさにか、一人また一人と次々に眠っていってしまいました。しかし、一人の石工は女性を「妖怪では・・・」と怪しんでその場からこっそり立ち去りました。その後、山中で猟師に出会い、石工は逃げてきた経緯を話すと猟師もその女性を怪しいといい、再び二人で石切り場へ引き返しました。戻ると女性はまだいましたが、二人の姿を見て驚き逃げ出し、猟師は女性を鉄砲で撃ちました。猟師と石工は女性の倒れた場所へ駆け寄ると、そこには砕けた石だけが残されていたそうです。
そして、按摩をされて眠る石工達の背中を見ると、縦横に引っ掻き傷がありましたが、家へ連れて帰り薬を塗ると他に病もなく傷は癒えたとのことです。

石妖はいったい何をしようとしていたのでしょう・・・まさか、本当に親切心で疲れを癒そうとしていたのでは??
気絶するように眠ってしまうほど按摩が気持ちよかったのだとすると、撃たれたのは気の毒としか・・・ ><;
しかし、その後もたびたび女性は現れたそうなので、お亡くなりにはなっていなかったようです。さすが石の妖怪ですね!!

妖怪39~夜行さん~


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夜行さん

名称/夜行さん(ヤギョウサン)
出身/徳島県 他
特徴/夜行の日(陰陽道でいう厄日)、大晦日、節分、庚申の日の夜中に首切れ馬にのって町を徘徊する。夜行さんに見つかってしまったら、投げ飛ばされたり、馬に蹴り殺されてしまうという。

もしも夜行さんに出会ってしまったら、草履を頭の上にのせ地面に伏せていると、そのまま通り過ぎていってしまうとのこと。けれど、真横を通られたりしたら怖いですよね。
夜行の日、大晦日、節分、庚申の日の夜はできるなら家から出ない方がよさそうです。
※徳島県の美馬町周辺では首切れ馬が単独で行動しており、やはり大晦日、節分の時は夜間外出は危険といわれています。噛みつかれるという話もありますが、首がないのにどうやって?・・・恐ろしいです。

ちなみに、陰陽道で正月・2月子日、3月午日、4月午日、5月巳日、6月巳日、7月戌日、8月戌日、9月未日、10月未日、11月辰日、12月辰日が夜行日=災いの日といわれています。
百鬼夜行の日ともいわれるそうなので、その日は夜は気をつけないといけませんね。夜行さん以外にもいろいろな妖怪が外を練り歩いてそうです。

三好町山城辺りの夜行さんは一つ目で、夜に夕飯の話をすると窓から手を差し伸べてくるのだそう。「なにそれ、美味しそう。ちょーだい」ということでしょうか。
なんだか前者とイメージと違うのですが・・・徳島だけにまさか狸では?!なんて思ってしまいますね^^;
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