妖怪リクタ

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妖怪42〜浪小僧〜


妖怪辞典

浪小僧

名称/浪小僧・波小僧(ナミコゾウ)
出身/静岡県
特徴/海に棲む子どもの姿をした小さな妖怪。浪小僧を助けるとお礼に天気を予知する方法を教えてくれる。

『ある日、畑仕事に来た少年が人間の親指ほどの浪小僧に出会う。浪小僧は大雨に紛れて陸へ遊びにきたものの、日照りで地面が乾いてしまい海へ帰ることできずに弱っていた。可哀想に思った少年は海へ帰してあげることに。その後も村は日照りが続き、困り果てた少年は海で途方にくれていると浪小僧がひょっこり波打ちに現れ「先日助けてもらったお礼に、雨乞いの名人である私の父に頼んで雨をふらせてもらいましょう。今後、雨が降るときには東南で、止む時は南西で波を鳴らせてお知らせします」と約束をして海へ帰って行った。浪小僧が去ってから間もなくすると雨が降り、少年の村は救われた。それ以来、その地方では波の音で雨の予報ができるようになった。』
遊ぶのに夢中で帰れなくなったとか…なんといううっかり者!そして子供のようで可愛らしいですね。しかも恩返しをしに再び少年に会いに来るとはなんと律義な。
他説にも「漁師の網に引っかかり助けてもらったお礼に、海が荒れるときは海底から太鼓を叩いて知らせてくれる」など海の妖怪ならではの恩返しですね。とてもありがたいです。

もう一つ、浪小僧は藁人形というお話も。「僧が病気の母親のために2体の藁人形を作り田植えをさせ、役目を終えた藁人形に今度は「暴風災害が起こるときは事前に人々に知らせるように」と川から流した。海に流れたついた藁人形は漁師の網にかかったが命乞いをして助けてもらう。お礼に藁人形は波の音で海の天気を伝えるといい海中へ消えていった(遠州七不思議より)」など、他にも藁人形のお話がいくつかあるそうです。
しかも、浪小僧は河童(または神様)ではないかという説もあります。農作業・水・小僧(藁人形)から想定されるそうですがとても興味深いですね。「藁人形が河童に」というお話もあって…なかなか、親指サイズの小さな浪小僧も奥が深そうです。

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